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眼瞼下垂症手術(挙筋短縮術または挙筋前転術)

20才女性の眼瞼下垂症手術のモニター症例です。


二重の拡大を希望されての来院でしたが、瞼の開きがそれほど良くないのに重瞼の拡大を行うと余計に眠たい印象の顔貌になるため慎重に判断しなければなりません。

この患者様にはそのことをご説明したうえで皮膚を切開しての眼瞼下垂症手術(挙筋短縮術または挙筋前転術とも言います)を行いました。
皮膚の切開線の長さや傷の治り具合、腫れの引き方などは切開法の重瞼術とほぼ同じです。

大きな腫れは約2週間で引きますが完成は約3ヶ月といったところでしょうか。

切開線の傷跡は時間が経てばそれほど目立たなくなっていきますのでそれほど心配はいりません。

挙筋を短縮して瞼板に固定し瞼の開きを良くしたのち、重瞼ラインを作っていきます。
この方は眼窩脂肪を多めに取り、余剰皮膚も少し切除しています。

 

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おおむね結果は良好かと思いますが欲を言えば左の瞼の開きが少しだけ弱いでしょうか。

局所麻酔の影響や手術中にもどんどん腫れていきますから左右同じ瞼の開きにするのは結構難しいです。

 

保険診療されている眼科などで手術を受けた患者様の中には三角目になってしまったと言って修正の相談に来られる方もたくさんいます。

眼瞼下垂の手術は視野を広げるという機能面での改善はもちろん重要なのですが、それと同等かそれ以上に見た目の出来が非常に大切です。

病院選びは慎重に行ってください。


2020.09.08

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