院長ブログ

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二重術(クロスリンク埋没法)

19歳女性のクロスリンク埋没法による二重術のモニター様症例です。

埋没法による二重の手術はそのお手軽さから最も広く普及している美容整形手術の一つです。
メスを使わないのでほとんど傷跡が残らないこと、腫れが少なくダウンタイムの短いことがメリットです。 
腫れ方は瞼の厚みや作りたい二重の幅、糸を結ぶ強さによります。
皮膚や皮下組織の厚い人は腫れやすく、広い二重を作ろうとすると腫れが目立ちやすいです。
糸を結ぶ強さというのはほどけにくい様に結び目を強く結ぶという意味ではありません。
組織を糸で強くつかむという意味です。

靴ひも式の革靴をゆったり履くのときっちり履くのとの違いを想像してください。
どちらも結び目はほどけないようにしっかり結びますよね。
違いはどれだけ靴の革を強く寄せてきて結ぶかです。
 

埋没法ではこの糸を結ぶ強さが非常に重要なのです。
緩すぎると当初からくい込みの浅いぼやけた二重のラインしかできません。
逆に強すぎると腫れのダウンタイムが長くなり、さらには痛みやつっぱり感、医原性の眼瞼下垂の原因にもなり得ます。

この患者様は控えめな幅の二重を希望されたこともありますが非常に腫れが少ないのがお分かりいただけるかと思います。針跡は糸のくい込みにより当初は凹んでいますが通常は2~4週間ほどでほとんどわからなくなります。


2020.11.14

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