夏を迎える準備はできていますか?ワキの汗対策➁
- わき汗がひどく何度も着替えないといけない
- 汗ジミで人目が気になって勉強や仕事に集中できない
- 汗ジミが目立つので色の服が着られない
- 色々な制汗剤を試したけれど効果がなかった
- 服の脇が黄ばむので、買い替えが頻度が高くて困る
このようなお悩みをお持ちの方はいますか?
当てはまる項目が多い方は『腋窩多汗症』かもしれません。これは脇の下に多量の汗がでる病気です。
発生率は比較的高く、日本人の10%弱に認められます。
わきが(腋臭症)とはまったく異なり、匂いがあまりきつくない、水状の多量の汗をかくのが特徴です。
わきがは油分の多い油の汗を発生させる、アポクリン線の多い方の症状ですが
それに対し腋窩多汗症は、エクリン線からでる水状の大量の汗が特徴です。
脇の下の汗をかく部分に、ボツリヌストキシン製剤を注射することで神経伝達物質であるアセチルコリンの放出を阻害し、神経から汗腺への情報伝達を遮断すすることで発汗量を減少させることが出来ます。
薬の効果は、個人差もありますが通常注射後2、3日で現れ、4~9ヵ月程度効果が持続します。
多汗症を抑制し、発汗抑制効果を維持してするためには4か月以上の間隔で定期的に注射する必要があります。一番汗をききやすくなる夏までに注射することをお勧めしています。
ワキの汗でお悩みの方お気軽にご相談ください。
-2024.05.04
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