シミはなぜ自然に消えないの?
シミができる原因は?
どうしてシミができるのか?なぜ自然に消えないのか?
みなさんは疑問に思ったことはありませんか?
シミの原因が「シミ=メラニンが溜まったもの」であるならば、いつかは追い出されていなくなるはずなのに、なぜ消えないのか。 いくら年齢とともにターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)が遅くなったと言っても、5年位経過したらさすがにいなくなるのでは…? でも、5年経ってもいなくならないどころか、かえって濃くなって大きくなってきている…という方がほとんどではないでしょうか。
シミができるのは、メラニンだけの問題ではない
シミができるメカニズムというのが、茶色の元であるメラニンが溜まるだけでなく、紫外線で傷ついたコラーゲン線維などから「シミを作るシグナル」が出続けている、ということが解明されてきました。 シミがある場所というのは、表皮だけでなく真皮の細胞も異常になっているということですね。
「何年か前にシミ取りレーザーをしたのに、また同じところにシミができました」というお話を聞くことがあります。シミ取りレーザーはメラニンの茶色を壊すものですが、傷んだ線維は真皮に残ってしまっているので、そこからのシグナルでシミがまた出てきてしまった可能性もあります。
(※シミのできるメカニズムは複雑なので、それ以外の要素も当然あると思います。)
このように、現代医学においてのシミ治療は「絶対再発しない」ことをお約束できるものではないため、治療後もスキンケアや紫外線対策に気をつける必要があります。
トランサミン®(市販品はトランシーノ®)やビタミンCを飲んでいる方も多いと思います。シミにはいくつか種類があるので、トランサミンが効くシミもありますし、スキンケアだけで改善するシミもありますが、一般的にシミと呼ばれる「輪郭がはっきりしたクリっとしたシミ」の場合、自然にいなくなるのを待っても期待はできず、時の経過とともに大きく濃くなってきてしまいます。
あなたのシミはどうでしょう?最近気になり始めたシミ、ずっと気になっているシミ、まずはご相談ください。
-2024.09.10
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