からだの内側からもケアを
肌の健康を維持するためには、ビタミンやアミノ酸などの栄養素が重要です。ただし、日常の食事だけではこれらの成分を十分に摂取することは難しくなります。そこで、これらの栄養素を補うための美容内服薬が役立ちます。
美容内服薬を服用することで、シミやくすみの予防、ニキビのケア、美白やエイジングケアに効果がある成分のため、健康で美しい肌を保つ効果が期待できます。
トラネキサム酸(トランサミン)500mg
メラニン生成抑制作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用、止血効果など安全性が高いお薬で、肝斑の治療にも有効とされています。
メラニンを生成する細胞「メラノサイト」の活性化によりできるシミに対してトランサミンが直接働きかけて、メラノサイトの活性化をブロックします。
副作用・リスク:皮膚のかゆみ・食欲不振・吐き気・嘔吐・下痢・胸やけ等
※ピルを内服している方には処方できません。
シナール
ビタミンCを主成分と、お肌のコラーゲンの産生を促進させお肌の張りを取り戻すほか、メラニン色素の合成を抑える効果があり、しみ予防・色素沈着の改善の改善にも効果的です。
新陳代謝を促進し免疫力も高めるため、風邪などの予防にも期待できます。
副作用・リスク:むかつき・吐き気・下痢等
ユベラ(トコフェロールニコチン酸エステル)100mg
血管内での血液凝固を防ぎ、体内の血流を改善することで、お肌のターンオーバーを正常化し、色素沈着・シミ・そばかすを改善します。
副作用・リスク:胃のむかつき・下痢・口の渇き・軽度の腹痛等
シミのレーザー照射による炎症後の色素沈着は放っておいても消失していきますが、数ヶ月という期間を要する場合も。
そこで、早く色素沈着を治すために美白ケアをするとよいでしょう。 UVケアや患部の保護と言った外側からのアフターケアに加えて、体の内側からもケアしてあげると尚良いです。
-2024.11.09
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