コンデンスリッチファット豊胸術のモニター症例
ベイザーを併用したコンデンスリッチファット注入による豊胸術のモニター症例の報告です。
超音波脂肪吸引器ベイザーで脂肪吸引を行い、コンデンスリッチファット法によりピュアで健康な脂肪細胞のみに精製しそれを乳房に万遍なく細かく注入していきます。
術後1カ月が経過しましたので、まだ観察途中ですが経過を報告します。
術前の状態です。大腿全体・腰部よりベイザーを用いて脂肪吸引を行い、コンデンスリッチファットを左右の乳房に各300ccずつ注入しました。
次に術後1カ月経過時の状態です。
このように決していわゆる巨乳と呼べるほどは大きくなっていませんが、すごく自然なマウンドが得られていると思います。触った感じもすでに十分柔らかく、今のところしこりの形成は認めていません。
そしてこの症例では患者さんの希望により、脂肪の注入を腋窩のみから行いましたので、乳房下溝にも乳輪周囲にも一切の瘢痕がありません。腋窩のみからの注入は私自身も初めてでしたし、この1か所から大胸筋上(乳腺下)、乳腺上(皮下)に万遍なく脂肪を散らすのはかなりのテクニックを要しますが、やはり瘢痕のない結果には患者様も満足されていました。
-2015.07.21
院長ブログ