院長ブログ

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埋没法(クロスリンク法)による重瞼術

22才女性の埋没法による重瞼術の症例です。

埋没法による二重の手術はそのお手軽さから最も広く普及している美容整形手術の一つです。
メスを使わないのでほとんど傷跡が残らないこと、腫れが少なくダウンタイムの短いことがメリットです。
一方で埋没法は切開法に比べて二重の固定力に劣り、時間の経過とともに二重のラインが薄れたり場合によっては消失してしまうことがあるのがデメリットです。

当院ではこの欠点をできるだけ少なくした連続式埋没法(クロスリンク法およびスーパークロスリンク法)も行っております。
クロスリンク法は2本の糸をチェーンのようにつなげて皮下に埋没する方法で2本の糸を別々に皮下に埋める従来の方法(当院ではベーシック2点法と呼んでいます)に比べて取れにくいラインを作れるのが特徴です。
スーパークロスリンク法は3本の糸をチェーンのようにつなげて皮下に埋没する方法でクロスリンク法に比べて目頭から目尻までより長くクッキリとした取れにくいラインが作れるのが特徴です。
ともに当院の院長が前職である大塚美容形成外科在職中に考案した術式です。

取れにくい方法というと腫れも大きいのかと思われるかもしれませんが、目立つ腫れは1週間ほどで落ち着き1ヶ月後には希望通りの幅に完成しますので通常の埋没法と腫れ方はそれほど変わりません。

この患者さんは術後2日目の検診でもそれほど大きな腫れはなかったのですが左上瞼にやや皮下出血が目立ちました。
ただ皮下出血斑の位置が糸の刺入部より尾側に降りてきており瞼縁に近いところが変色していたためご本人さんがアイシャドーを塗ってうまくごまかされておられたため1週間目の検診ではあまり目立っていないように感じられました。


2023.04.24

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