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埋没法(スーパークロスリンク法)による重瞼術~とれにくい埋没法を目指して~

32歳女性の埋没法による重瞼術の症例です。

埋没法による二重の手術はそのお手軽さから最も広く普及している美容整形手術の一つです。
メスを使わないのでほとんど傷跡が残らないこと、腫れが少なくダウンタイムの短いことがメリットです。

一方で埋没法は切開法に比べて二重の固定力に劣り、時間の経過とともに二重のラインが薄れたり場合によっては消失してしまうことがあるのがデメリットです。

当院ではこの欠点をできるだけ少なくした連続式埋没法(クロスリンク法およびスーパークロスリンク法)も行っております。
クロスリンク法は2本の糸をチェーンのようにつなげて皮下に埋没する方法で2本の糸を別々に皮下に埋める従来の方法(当院ではベーシック2点法と呼んでいます)に比べて取れにくいラインを作れるのが特徴です。
スーパークロスリンク法は3本の糸をチェーンのようにつなげて皮下に埋没する方法でクロスリンク法に比べて目頭から目尻までより長くクッキリとした取れにくいラインが作れるのが特徴です。

ともに当院の院長が前職である大塚美容形成外科在職中に考案した術式です。
取れにくい方法というと腫れも大きいのかと思われるかもしれませんが、目立つ腫れは1週間ほどで落ち着き1ヶ月後には希望通りの幅に完成しますので通常の埋没法と腫れ方はそれほど変わりません。

この患者さんは腫れと皮下出血が比較的強めに出てしまい術後2週間目でもまだ二重の幅も広く皮下出血も完全には治まってはいませんでした。
1ヶ月後には、ほんのわずかに左の二重が右より広い感じもしますが、ほぼ希望の幅に落ち着きました。


2023.11.13

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