裏ハムラ法手術~腫れと皮下出血がやや多かった症例~
49歳女性の裏ハムラ法手術症例です。
目袋の膨らみの原因である眼窩脂肪をその尾側のくぼみの位置に移動する概念がハムラ法ですが、裏ハムラ法はその操作を瞼の裏側から行うため皮下出血や術後の腫れが少なくダウンタイムが比較的短くて済む非常に優れた方法です。
通常は1週間くらい皮下出血やむくみが出ますと説明して手術に臨みますが今回はそれがやや長引いてしまった症例の紹介です。
この患者さんの場合、膨らみとくぼみの大きさがほぼ同程度と判断し眼窩脂肪を一切切除することなく脂肪を尾側(下方)のくぼんだ箇所に移動し骨膜に固定しています。
2日後にテープをはがした時には腫れが比較的強く出ていました。
11日目の状態でもまだむくみが残存しているのと、左の皮下出血がやや目立っています。
1ヶ月目の検診でようやくむくみもほぼ治まり形もフラットになりました。
-2023.12.04
院長ブログ