裏ハムラ法手術~皮下出血が長引いたが涙袋が強調されたクマ取り手術症例~
45歳女性の裏ハムラ法手術症例です。
この症例も3つ前の投稿と同様にクマ取り手術をすることによって副次的効果として涙袋が強調された症例です。
裏ハムラ法は瞼の裏側から眼窩脂肪の移動を行うことによって目袋の膨らみとその尾側の窪み(クマ)を改善する方法ですが、症例によっては涙袋が強調される場合があります。
涙袋(別名、涙堂とも言います)とは下眼瞼縁に沿って現れる膨らみのことでその実体は発達した眼輪筋の厚みによるものです。
一般的にふっくらとした涙袋は顔貌を若々しくし、また眼を大きく見せる効果もあり好まれるものです。
眼輪筋の発達度合いにより涙袋の大きさや形は人それぞれ異なり、また左右差のある人もいます。
この患者さんは両側とも涙袋と目袋の膨らみが一体化し涙袋の存在が目立たなくなっています。
裏ハムラ法により目袋の膨らみの原因である眼窩脂肪はその尾側の瞼頬溝の窪みの位置に移されるためクマが改善されます。
一方、涙袋は筋肉の膨らみなのでそのまま残ります。
術後は目袋の膨らみと一体化してその存在が分かりづらかった涙袋がきれいに見えるようになりました。
もともと涙袋がなかった人にはこのような効果は期待できませんが、若い時は涙袋があったのに目袋が膨らんできて涙袋が目立たなくなってしまったという人の場合にはクマ取りの手術をするだけで目袋と涙袋二つの問題を一挙に解消できる可能性があります。





この患者さんは術後の皮下出血がやや目立ち、かつ完全に消退するまで長引きました。
術後11日目でも右側にやや強めの皮下出血斑が認められます。
おそらく完全消退まで3週間くらいかかったものと思われます。
正確な統計は取っていないのですが、20例に1例くらいの頻度でこの症例のように皮下出血が強めに出てしまう方がいらっしゃいます。



-2025.09.05
院長ブログ






