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シミの治療【レーザーと外用薬について】

シミの治療を病院で受ける場合、「レーザー」による治療を最初に思い浮かべる方が多いのではないのでしょうか。

以前のブログでもお話をしましたが、シミには種類がありすべてのシミにレーザー治療が適応となるわけではありません。
↓「シミの種類とレーザー治療」
https://www.kobe-hanadokei.com/wp/wp-admin/post.php?post=3228&action=edit

肝斑では一般的なレーザー治療の効果が期待できません。
かえって色が濃くなってしまう場合があります。そのため、擦らない、紫外線を避ける、というスキンケアに気を付けながら、トラネキサム酸(トランシーノ®、リカバリン®、トランサミン®など)やビタミンCの飲み薬、ハイドロキノンクリームで治療していきます肝斑ではアミノ酸の1種であるトラネキサム酸や、ビタミンCの内服、メラニン合成抑制剤(ハイドロキノンなど)の外用薬で治療を行うのが一般的です。

ニキビなどの炎症後色素沈着は時の経過とともに自然と薄くなっていきますが、気を付けるスキンケアや治療内容は肝斑と概ね同じです。

トレチノイン・ハイドロキノン療法

ビタミンAの仲間であるトレチノインと、漂白作用のあるハイドロキノンを組み合わせていきます。

トレチノインには皮膚のターンオーバーを促す働き、真皮のコラーゲンを増やす働き、皮脂の分泌を抑える働きがありますので、シミ以外にも小じわやニキビの治療としても用いられます。

(そのため、表情ジワやほうれい線の治療目的ではありません。)
トレチノインは効果が高い反面、皮をむいてメラニンを追い出す働きが強いので、治療中に皮膚が赤くなって皮がむけてヒリヒリする時期があります。

治療箇所にテープを貼る必要はなく、赤みや皮むけの上からメイクをすることは可能ですが、やはり目立ちます。

体がだんだん慣れてくると赤みや皮むけは落ち着いてきますが、この時期を乗り越えられるかがポイントになります。

なお、トレチノインは妊娠・授乳中には使えません

トレチノイン・ハイドロキノンを使った治療は、シミのポイント治療として使うこともありますし、顔全体に使うこともあります。

顔全体の治療としては、ゼオスキンヘルスという製品を使用します。

グリコール酸やハイドロキノンが入った化粧品と処方薬のトレチノインを顔全体に塗って治療していく方法です。

シミだけでなくニキビやニキビ跡、毛穴の治療も同時にできるので、お顔全体で様々なお悩みを治療したい方にも向いています。

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2024.10.11

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