院長ブログ

  • HOME >
  • 院長ブログ >
  • 裏ハムラ法手術(若年者の目袋の膨らみについて)

院長ブログ

裏ハムラ法手術(若年者の目袋の膨らみについて)

22才女性の裏ハムラ法手術症例です。
裏ハムラ法は目袋の膨らみの原因になっている眼窩脂肪をその尾側の窪みの位置へ移動させる方法なのですが、瞼の裏側から操作するため皮下出血や術後の腫れが少なくダウンタイムが比較的短くて済む非常に優れた方法です。
その一方で術野が狭く手術手技はやや難易度が高く、一部の美容外科医しか行っていない方法になります。

この患者さんは22才と非常にお若いのですが、それほど高度ではないものの目袋の膨らみとクマが認められます。

私の個人的な考えでは目袋の膨らみには30才以降に徐々に目立ってくる加齢によるものと若年層にも見られる先天的なものの2種類があるような気がします。
加齢によるものは眼窩脂肪を包んでいる膜(眼窩隔膜)や眼輪筋の緩み・脆弱化が原因です。
先天的なものは眼球の大きさや眼窩(眼球を収めてる頭蓋骨のくぼみ)の容積との関係において眼窩脂肪が生まれつきやや多いのが原因なのではないかと思っています。

両者の原因は異なりますが治療法は基本的には同じでいいと考えています。
つまり皮膚に目立つたるみがない場合、両者とも当院では裏ハムラ法一択です。
本症例も術後目袋とクマがすっきりしたのが分かるかと思います。


2023.05.22

院長ブログ

0120-59-1010
10:00~18:00(日祝定休)
オンライン予約 お問い合わせ