裏ハムラ法手術~目袋の膨らみが大きい症例~
52歳女性の裏ハムラ法手術症例です。
下眼瞼は加齢により眼窩隔膜(眼窩脂肪を包んでいる線維性の組織)が弛緩してきて眼窩脂肪の突出をきたし、これがいわゆる目袋の膨らみとなります。
また膨らみの尾側(下方)では鼻瞼溝や瞼頬溝といった窪みが目立ってきて、こちらが下まぶたのクマの原因になります。
ハムラ法というのはこの突出した眼窩脂肪を窪みの位置に移動(再配置)する概念で、この操作を瞼の裏側から行う術式が裏ハムラ法になります。
皮膚側から操作しないのでダウンタイムが短くて済む優れた方法です。
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この患者さんの場合、膨らみが比較的強く一部の眼窩脂肪を切除(膨らみの大きい左側をより多く切除しています)し、残りの眼窩脂肪を窪みの位置に移動させています。
眼窩脂肪の切除を伴う裏ハムラ法では、過去の記事のように小じわが若干増えてしまう場合もあるのですが本症例では大丈夫なようです。
欲を言えば左をもう少し多めに脱脂してもよかったかなと思います。
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-2023.07.31
院長ブログ