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裏ハムラ法手術~男性のクマ取り手術~

50歳男性の裏ハムラ法手術症例です。
裏ハムラ法は下瞼の裏側から目袋の膨らみの原因である突出した眼窩脂肪をその尾側の窪みの位置に移動(再配置)する方法です。
皮膚側から操作しないのでダウンタイムが短くて済む優れた方法です。

下眼瞼の断面構造は表から皮膚、眼輪筋、眼窩隔膜に包まれた眼窩脂肪そして一番裏側の結膜へと続きます。
裏ハムラ法は結膜を切開し眼窩脂肪の位置を尾側方向に移動させる方法なのでこれより表層の眼輪筋や皮膚には手を加えません。
つまり中身を平らにならすだけで表のカバーはそのままです。

このカバーが薄くしなやかであれば平らになった中身の形がそのまま再現されますが、カバーに凹凸の癖が残存している場合にはいくら中身を平らに整地してもカバーの凹凸の癖が一部残る場合があります。
癖が残りやすいのはもともとの凹凸の具合が大きくしかも長期間その状態が続いていた場合や皮膚や眼輪筋が分厚いことなどがあげられるかと思います。

私の経験則からいうと男性の裏ハムラ症例はこの皮膚が分厚いという原因のため女性よりもやや完全なフラットになりにくい印象を受けますが、この患者さんの場合は術後のダウンタイムも短くまあまあ良い結果が出たのではないかと思います。


2024.11.20

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