裏ハムラ法手術~眼球結膜下出血が長引いたが涙袋が強調されたクマ取り手術症例~
30歳女性の裏ハムラ法手術症例です。
裏ハムラ法は瞼の裏側から眼窩脂肪の移動を行うことによって目袋の膨らみとその尾側の窪み(クマ)を改善する方法ですが、症例によっては涙袋が強調されるという副次的効果が得られる場合があります。
涙袋(別名、涙堂とも言います)とは下眼瞼縁に沿って現れる膨らみのことでその実体は発達した眼輪筋の厚みによるものです。
一般的にふっくらとした涙袋は顔貌を若々しくし、また眼を大きく見せる効果もあり好まれるものです。
眼輪筋の発達度合いにより涙袋の大きさや形は人それぞれ異なり、また左右差のある人もいます。



この患者さんは両側とも涙袋と目袋の膨らみが一体化し涙袋の存在が目立たなくなっています。
裏ハムラ法により目袋の膨らみの原因である眼窩脂肪はその尾側の瞼頬溝の窪みの位置に移されるためクマが改善されます。
一方、涙袋は筋肉の膨らみなのでそのまま残ります。
術後は目袋の膨らみと一体化してその存在が分かりづらかった涙袋がきれいに見えるようになりました。


もともと涙袋がなかった人にはこのような効果は期待できませんが、若い時は涙袋があったのに目袋が膨らんできて涙袋が目立たなくなってしまったという人の場合にはクマ取りの手術をするだけで目袋と涙袋二つの問題を一挙に解消できる可能性があります。



この患者さんは術後の腫れや皮下出血は大したことなかったのですが眼球結膜下出血(白目の部分が強く充血すること、瞼の粘膜下の出血が白目の部分にまで浸潤するのが原因)がやや目立ち、かつ完全に消退するまで長引きました。
術後10日目でも左側にやや強めの出血斑が認められます。
術後1ヶ月目の状態でもまだわずかに残存しているようです。
眼球結膜下出血は見た目は痛々しそうに見えるのですが、痛みや視力障害などの自覚症状は皆無で完全に見た目だけの問題です。
※効果には個人差があります
※費用 220,000~440,000円(モニター制度の適用の有無やモニターの内容によります)
※可能性のある合併症 感染、下瞼の一過性の外反や知覚鈍麻、血腫形成
-2026.09.07
院長ブログ






