院長ブログ

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下瞼たるみ取り(ハムラ法)手術

63才女性の下瞼たるみ取り(ハムラ法)手術症例です。
当院で一番手術件数の多い裏ハムラ法は瞼の裏側から手術を行うため皮下出血や術後の腫れが少ない非常に優れた方法です。
しかし目袋の膨らみがかなり大きく脂肪の移動のみではなく脂肪切除も併用して行う必要がある症例や、元々皮膚のたるみも目立つ症例に裏ハムラ法を行うと術前に比べてしわやたるみが悪化して見える場合があります。

肥満体形の方が極度のダイエットを行った場合に腹部や四肢の皮膚にたるみが出現すること、あるいは膨らんでいた紙風船の空気が抜けるとしわしわになることを想像していただければイメージしやすいと思います。
このようなことが懸念される場合には脂肪の切除・移動だけではなく余剰皮膚の切除(たるみ取り)も併せて行う表からのハムラ法が有効です。

ただし裏からのハムラ法に比べて腫れや皮下出血あるいは外反(アッカンベー状態)が長引く傾向にあります。
腫れや皮下出血は2週間程度である程度落ち着きますが、外反は完全に治るのに1~2カ月はかかると説明しています。

この患者様は術後の皮下出血が長引きましたが最終的には皮膚のたるみもきれいに取れてほぼフラットな下瞼の形状が得られていると思います。


2021.10.11

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