裏ハムラ法の術後経過について
34才女性の裏ハムラ法手術症例です。
裏ハムラ法は瞼の裏側から手術を行うため皮下出血や術後の腫れが少なくダウンタイムが短くて済む非常に優れた方法です。
術後の合併症で一番厄介なのは血腫形成(術後に出血をきたし傷の中で血の塊がたまること)です。
当院ではその予防目的に2日間、ちょっと目立って格好悪いのですがテープによる圧迫固定を行っています。
通常は1週間くらい皮下出血やむくみが出ますと説明して手術に臨むのですが、この患者様の場合、2日後にテープをはがした時には腫れや皮下出血はほとんど目立っていませんでした。
皮膚側には傷がないのでテープをはがせばお化粧も自由にできますので、比較的短いお休みしか取れない方でも手術を受けていただくことが出来るかと思います。
-2021.10.18
院長ブログ