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裏ハムラ法手術~ダウンタイムの短い下瞼のクマ取り手術~

55歳女性の裏ハムラ法手術症例です。
目袋の膨らみの原因である眼窩脂肪をその尾側のくぼみの位置に移動する概念がハムラ法ですが、裏ハムラ法はその操作を瞼の裏側から行うため皮下出血や術後の腫れが少なくダウンタイムが比較的短くて済む非常に優れた方法です。

通常は1週間くらい皮下出血やむくみが出ますと説明して手術に臨みます。
この症例では膨らみとくぼみの大きさがほぼ同程度と判断し眼窩脂肪を一切切除することなく脂肪を尾側(下方)のくぼんだ箇所に移動し骨膜に固定しています。

3日後にテープをはがした際、皮下出血はほとんど認めず腫れも軽度でした。
12日後には腫れもほぼ治まり、早くも形がほぼフラットになっています。

術前と術後では目元から受ける印象が全然違っているのがお分かりいただけると思います。
膨らみを平らにした際に懸念される小じわの増加もこの症例では認められないように感じます。


2023.09.11

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