裏ハムラ法手術(ダウンタイムの短い下瞼のクマ取り手術)
45歳女性の裏ハムラ法手術症例です。
裏ハムラ法は下瞼の裏側から目袋の膨らみの原因である突出した眼窩脂肪をその尾側の窪みの位置に移動(再配置)する方法です。
皮膚側から操作しないのでダウンタイムが短くて済む優れた方法です。
当院では血腫(術後に再出血しその血液が創部の中に溜まって固まってしまう合併症)予防目的に2日間ほど下瞼にテープによる圧迫固定を行っているのですが、この患者さんの場合テープをはがした際には術後2日目にもかかわらず皮下出血や腫れは目立っていませんでした。
わずかに左下瞼に皮下出血が認められますが、テープが外れればお化粧が出来ますのでこれくらいであればコンシーラーなどのメークでごまかして翌日から人に会っても手術したことがばれないのではと思うくらいでした。
もちろんむくみのような腫れはありますので一般的には形の完成は1~2カ月先といったところですが、この方の場合腫れが引くのも早く術後10日目にはすでに完成に近いのが見てとれるかと思います。
-2023.09.27
院長ブログ